■成果が見え、やる気が出る温暖化対策1997年、地球温暖化防止のための京都議定書が締結されました。「地球温暖化」とは、二酸化炭素などが大気中に増えることで地球の平均気温が上昇することで、今後100年で5.8℃上昇し、日本でも砂浜の8割が消えてしまうとされています。日本政府は2010年までに6%の二酸化炭素排出量を減らす(1990年比)という目標を掲げたものの、逆に5.2%も増加しているのが現実。しかも家庭からの排出は19%も増加しているというまったなしの状況です。
家庭から出る二酸化炭素の項目別ワースト1位は、車と冷暖房。3位にゴミ、風呂と続きます。便利で快適な暮らしに欠かせないものばかりですが、車のアイドリングをやめる、冷暖房を使う時間を半分にする、など取り組みやすいことから始めたいものです。「でも、頑張って節約してもどのくらいの効果があるのか見えないし、やる気がいまいち…」という方におすすめなのが、インターネット上で参加できる『ストップ・ザ・温暖化キャンペーン』。エントリーして毎月のガス・電気・水道の使用料を入力すると、自分の努力が日本全体の中でどのくらいの力になっているのかがわかって、励みになります。また、エントリーしている中での自分の順位が判明するので、がぜんやる気の出る人も。地球へのやさしさは、同時に家計へのやさしさにもなります。あなたにも出来るエコロジー。ひとりひとりの努力がかけがえのない地球を守ることになるのです。
※参考:外務省 http://www.mofa.go.jp/mofaj/index.html ストップ・ザ・温暖化キャンペーン http://www.stop-ondanka.com/ |